POINT①
苦痛の少ない内視鏡検査
①点滴麻酔と心のこもった検査と介助
苦痛の少ない内視鏡検査は 当院の1番の目標でもあります。点滴麻酔を使用しない方が、検査後 スムーズに帰宅し 車の運転も制限ないため、まずは、オススメしております。(*大腸麻酔で使用する鎮痛剤では気分不快が出る場合もあります。) そのため、胃も大腸内視鏡も、技術により苦痛を最小限にする努力を続けております。 しかし、そうはいっても 苦痛を最小限化するためには麻酔を使用する方が苦痛は抑えられます。 メリット・デメリットを十分ご理解いただき、苦痛の少ない検査を目指しております。 胃カメラ検査では、開院以来 経鼻内視鏡を中心に苦痛の少ない検査を行っております。 短い検査時間で 精度は落とさないことを心掛けています。 鼻腔が狭くて 通らない人や 以前当院での経鼻内視鏡で苦痛が強かった人には、点滴で鎮静剤を使用しての検査にも対応しております。 大腸内視鏡検査に関しては、現在 鎮静を使用する人の割合は半分程度です。 軸保持短縮法という大腸が伸びにくい挿入技術で 苦痛の少ない検査を実践しています。 検査中、苦痛が強ければ鎮静剤を使用することも可能です。希望に寄り添う形で対応しております。 後述する【適切な検査間隔】でも、申し上げていますが、リスクに応じた検査間隔の考えで、 これまで毎年行っていた内視鏡検査を3年毎や5年毎に減らせる可能性があります。 早期癌の段階でみつける可能性は維持しつつ、検査回数を減らせる可能性があります。 検査数を減らせることが、 究極の苦痛軽減になっているかもしれません。
POINT②
安心の内視鏡検査実績
②18,000件以上の検査歴 経験豊富な専門医!
開院時には14000件以上の内視鏡検査数でした。開院後も年間平均1000件の胃・大腸内視鏡検査を重ねて 18000件以上となりました。経鼻胃カメラでは、いかに苦痛が少なく 短時間で 早期病変も見落としなく検査することを心がけています。 食道癌・胃癌の指摘はもちろんのことですが、当院にて内視鏡治療可能な 早期胃癌の発見もできております。 大腸カメラ検査では、一人一人 異なる大腸の形に苦痛なく挿入する難しさを感じます。開院当初より 短時間で、いっそう苦痛の少ない挿入を実践しております。 大腸内視鏡検査では、早期大腸癌の内視鏡切除まで当院で一括に行っております。
POINT③
適切な検査間隔
③患者さんの癌リスクに合わせた検査間隔の提案
当ホームページのブログでも申し上げてますが、患者さんごとに ある程度 適切な内視鏡検査間隔を提示できます。健診では一律 毎年 胃のバリウム検査を施行するようになっていたり、人間ドックで毎年 胃カメラ検査を行っている人もいます。また、大腸内視鏡検査後に 翌年以降も毎年のように大腸内視鏡検査を施行している人もいます。 リスクに応じて検査することで、生涯の検査回数を減らすことが可能になります。つまり、検査をやらなくなる分の苦痛や費用負担がゼロになり、究極の【苦痛の少ない内視鏡検査】につながると考えています。
POINT④
午前に始まる大腸検査
④11時過ぎに来院し12時前に検査開始!
通常、病院やクリニックで下剤を内服する場合、下剤を内服し始める時間が 自宅より遅くなるため、腸の洗浄が完了する時間も遅くなります。そのため、大腸カメラ検査自体を開始できる時間も遅くなります。 以前 総合病院に勤務していたときには 大腸検査は午後から開始し、腸の洗浄に時間を要する場合 開始が夕方になることも しばしば経験しました。 当院では、主に自宅での下剤内服を案内してます。 午前11時 過ぎに来院していただき、1例目の検査は全例 午前中に開始できております。 また、そのうち半数は午前中に検査終了することができております。(2023年 当院症例データより)
POINT⑤
自宅で飲める下剤
⑤リラックスできるお家で下剤の服用が可能!
当院には 院内での 下剤を内服する個室設備があります。 ただ、自宅と病院 両方で下剤内服を経験したことがある患者さんからは、自宅で下剤を内服する方が楽だったという声を耳にします。 自宅で下剤内服する患者さんの心配事として下剤内服後にクリニックまで移動する間に トイレに行きたくならないかという心配があります。 実際には、朝6時台に内服開始すると、トイレのピークは8-9時頃になり11時に来院する頃には、移動に差し支えるほどの時間帯ではなくなっていることがほとんどです。 【お家で飲める下剤】が【午前に始まる大腸検査】につながります。
POINT⑥
5分胃カメラ検査
⑥8:00の来院で8:30には帰宅
当院では、朝一番の患者さんには8:00に来院いただき、8:15には検査を開始して、8:30に帰宅というのが標準的な流れになっています。経鼻胃カメラでは、いかに苦痛が少なく 短時間で 早期病変も見落としなく検査することに心がけています。 2023年4月からの経鼻胃カメラ225例を検討しました。組織検査が13例ありました。組織検査と鎮静症例を除いた210例では、喉を越えてからの挿入検査時間は平均5分16秒でした。 組織検査の施行率は5.8%でした。低い組織検査施行率でも、見落としなく 見付けにくい早期胃癌の発見もできております。高画質+画像強調内視鏡検査の施行により組織検査しなくとも的確な診断ができ、患者さんの負担・医療費の削減に貢献できていると自負しております。
POINT⑦
当日胃カメラ検査
⑦WEB予約でスムーズ 直接検査!
患者さんの利便性向上のために、これまで 胃カメラ検査を受けたことがある患者さんを対象に、
WEBでの予約システムを導入しました。
POINT⑧
最新設備での検査
⑧最新の設備で高精度な検査を!
2020年開院から、富士フイルム社製の内視鏡システム導入しております。経鼻内視鏡でありながら、ハイビジョン画質での検査を可能としています。
LCI・BLI画像強調システムを併用することで、微小な病変でも早期発見を可能にしております。
POINT⑨
徹底した感染対策
⑨内視鏡室にも空気清浄機完備で安心!
内視鏡経験豊富な看護師による内視鏡スコープや器具の徹底した管理。
自動洗浄器での内視鏡洗浄。
新型コロナ対策として、内視鏡室・処置室・待合室に高機能高出力 空気清浄機を完備しております。
POINT⑩
レディースデイ
⑩女性限定の検査日。プライバシーに徹底配慮
開院以来、当院では男女を問わず、患者さんのプライバシーには配慮した体制で大腸検査を施行しております。検査当日は来院時間をずらした受付で 更衣室も利用できます。
特に希望のある患者さんには、指定の日はレディースディとして大腸カメラ検査に女性限定の日にちを設けております。