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  • 志村 輝幸

早期大腸癌

最終更新: 2月22日






当院は、開院して間もないため、当院で施行した大腸内視鏡検査は、まだ全部で20例たらずであります。しかし、既に 当クリニックで施行した2名の患者さんから早期大腸癌を発見して、そのまま内視鏡での治癒切除をしております。

(幸い治療後も出血等の合併なく経過しました)


下の画像のような早期癌のポリープができていても、自覚症状が出るとは限りません。

特に、2例目(6-8枚目画像)のようなφ7mm程度のポリープでは、ほぼ無症状です。


どの癌にも、当てはまることなのですが、癌は早期のうちに治療すれば、治療の侵襲も少なく、治癒の確率も高まります(膵臓癌は例外的に悪性度が非常に高いです‥)。


一般的に がん検診の対象年齢に入ってくれば、検査すべきリスクの年齢にはなってきます。自治体ごとに検診年齢や方式は、異なります。自分の経験からは、40歳を越えたら、大腸癌の検査も必要だと思っています。


検査に踏み切るには、それぞれ検査へのハードルがあり、症状の無い人からしたら、検査を また今度にしようと先延ばしたくなる気持ちも 当然かと思います。

特に、初回の人ほど検査への不安が強く検査をためらわれると思います。ただ、検査一般について言えますが、検査は これまでやっていない人が検査するほど、病気がみつかる確率も高くなり、治療・救命につながります。

一度 検査することで、適切な検査の間隔がわかるというメリットもあります。




『救える命を大切にする』には、初回の検査こそ 大事な一歩だと 思います。

クリニックは、患者さんを迎える側であり、患者さんの受診して検査したいという勇気があって、スタートします。苦痛・不安を少しでも減らすいうことで、患者さんの受診へのハードルを下げられたら と思っております。

開院早々、当クリニックでも、このような早期大腸癌の診断・治療を行えたことは、誇りや自信につながる結果であります。

以前のブログ『夜明け』でも述べていたように クリニックの限界を感じつつ、クリニックでできる最大限の医療をするという理想の一つが、内視鏡での早期大腸癌の治療でした。


自分は消化器内科が専門であります。

先人の先生方の消化器癌の治療へ 生涯をかけた情熱には、頭が下がります。内視鏡技術の進歩の恩恵、そして、これまで指導いただいた先生方のおかげで、現在の診療ができております。


自分の能力は微々たるもので、コツコツとした診療でしか貢献はできなせんが、

自分の修得した技術と知識で、地域の人々の健康寿命の延長に寄与することが使命と思っております。

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